昨日10日(日)、新大久保駅と大久保駅の間あたりにある、ネパール料理店「ナングロ」に行ってきた。その前日、知り合いのネパール人の案内でランチを食べたがとても美味しくて、また行ってみた次第。
世間は何やらパレードで盛り上がっていた(?)らしいが、全く関心もなく出かけたわけです。
新大久保に降り立つとこれが驚き!!ものすごい人の群れ。いったい彼らは何しに来てるんだろうか?と思った。韓国の食を求めてなのか、韓国アイドルを求めてなのか?ほんとに?どうも、それらしい。新大久保駅では録音音声が、ここで待ち合わせをしないでください、など放送しているが、おかまいなしに駅改札内でも改札外でも待ち合わせの人たち。加えて出入りする人がいるものだからごった返している。若い女性も非常に多くて、歩道は超混雑。一部メディアはなんだか嫌韓、反韓を騒ぎ立てるが、ここは全く違うようだ。ここに来る方たちにとっては特に関係のない煽りのような気がしてしまう。僕自身も最近韓国現代ドラマの面白さに感動してるもので、実に親韓と言えるかと。
そんな街にある「ナングロ」はネパールのネワール民族の料理を主に提供している。メニューは見慣れぬ料理が並んでいるが、一応ネットに投稿している方の情報を見ながら、注文してみる。
まずは羊の干し肉の炒め物(炒めてある?)。これが美味しい!!田舎の言葉でいうと乾燥して“しわい”羊肉がもう実にたまらん食感と味!ビールにピッタリすぎてぐいぐいといく。続いて“バラ”という食べ物。お好み焼きのような、ピザのような、ジャガイモをつぶしたものがパテのようで、中にはお肉、野菜など。ミックスを頼んだので、なぜか目玉焼きのように卵が入っている。これでこりゃお好み焼きかなんかに近いと思った次第。これがまたイケる!カレーソースをつけながら、いやつけなくても十分にうまいのだ。これもがつがつ食べる。続いてグンドゥルッカという食べもの。発酵野菜だろうか、それも“しわい”感じだがなんとも絶妙な香辛料と豆や野菜のハーモニー。今まで食したことのない食べ物で、うまさがわかるまで克服期間をっ必要とせずに美味しいと感じるのは、なんとも嬉しいものです。他、色々あって久しぶりに料理に感激しました。昼間なのに、いや昼間だからかビールも進んだ。
我々2人以外はみんなネパール人か、とにかく日本人以外。次々にやってきて10人くらいになったか、なにやら会議のようなものが始まった!話してる内容はもちろん何もわからない。このお店のマスターも入っていたから、ちゃんとした打ち合わせではなかろーか。これがもし日本語で会議をされたらこちらが緊張して食事どころではなかっただろうなあ。なにせ言葉が全くわからんもので、単にこちらが外国観光に来た日本人のようだった。打合せで喋りまくる外国人の隣で、のんきに飲み食いする観光気分の日本人。これもまたネパール本格料理を頂く雰囲気としてはよかったかもしれない。
堪能して出た後、街を観察しようとぶらぶら、と思ったが、人の波に乗るように歩くしかない。そしてふらふら入るは韓国食品などを売っているスーパー。ここも怒涛の人々!たちまち美味しいネパール料理の余韻は吹っ飛んで、冷麺と焼き肉のたれを買っている私たちであった。