スピノザ「エチカ」はアタリメのよう

もう、15年くらい「エチカ」(畠中尚志訳 岩波文庫)を読み続けて、いつも携帯しています。読むたびに気づきがある。まあそれはわからないことの連続だからかもしれない。それにしてもなんちゅー発想なんだとずっと驚き続けているんです。実体とその属性、そして実体(神)が表現する無限の様態。思惟と延長という属性を考えるときに、ついつい2本(2枚、2種類的な)の別のものを考えてしまうのだけど、決してそうではなく、同じひとつ実体の現れが違うに過ぎない。心身平行論といわれると何か別のものが平行しているようについついイメージするけど、そうじゃない。これに気づくだけでもえらいかかってしまった。気づいてしまってその発想にまっこと驚いた。こりゃー、どう腑に落とす?わかった気がするがどう納得する?そして最近やっと、スピノザさんの考えた世界の地平に降り立つ、ということをまず試みながら考え続けようと思い始めてるところです。初めてのブログなのでずっと思い続けていることから始めました。あと、神は超越的な原因ではなく、内在的な原因なんだというのも、惚れる考えだなあ。“神”には違う言葉があてられることも可能なのだろう。